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1/2000「起重機船エーギル」建造中(惨劇の三軒茶屋工房編)

こんにちは。

絶賛建造中の1/2000起重機船「エーギル」。
懸案だったクレーンのテーパーは無事形になりました。

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リューターにしっかり固定して焦らず騒がず低速で少しずつ。

甲板床面も貼ってシックリ度合いを確認。こんなもんかな?

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クレーンを空洞にしたのはこのような理由で。

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「アームを上下させる時にちゃんとワイヤーで吊っているいるように見せたかったから」となります。

組み立てるとこんな感じで。ちょっとツマミが大きいですが。

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固定時のこの位置から…

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グイ~ンと上まで。

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まぁ糸なんですけどね。雰囲気雰囲気。

ヘリポートもいつもの要領で作って、

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基本構造物が完成~

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なんかとっても順調な今回の起重機船エーギル。
アクシデントがまとまって来なきゃ良いけど。

…とココまでが本来予定していた今週のブログ…

そう、まさかのアクシデントはもう目の前だったのです…


※閲覧注意
心臓の悪い方はこの先は読まないで下さい。


ここにある一枚の写真。あなたにはお判りだろうか?

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ツヤ消しのはずのカッターシートが妙にテカっているように見える。

撮影者の三軒茶屋さん談
「最初は何が起こったか判らなかったんです…えぇ一瞬頭が真っ白に…ゴンっと音がして気が付いたら…」

二枚目の写真は更に衝撃的である。

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そこに写っていたのはカッターシートに融合したプラ材やビニール袋。すでに溶解が始まっているものも見受けられる。

撮影者の三軒茶屋さん談
「いやもう無我夢中で…たまらなく怖かったんですが『せめてブロネタにしなきゃ…』と頭の片隅で…えぇ条件反射だと思います…」

そして三枚目の写真で我々は恐怖のどん底に突き落とされる事になる。

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まるで何かに襲われたかのように崩れ始めている完成品たち。
糸の先には「なに釣ってんだ?」と言わんばかりにプラ端材がくっ付いている。

撮影者の三軒茶屋さん談
「何が起こったのかやっと気付きました…あぁオレは接着剤を倒したんだなと…」

初うすめ液たおしはいつだ~とかヘラヘラしてたらまさかの一発退場。もう全部くっ付いて取れやしません。短いお付き合いの青シートとなりました。

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一瞬凹みましたがすぐに復活。そこは年の功。
この時点で日曜日深夜。天下の三連休で休みはもう一日あります。ありがとうオリンピック。

旧カッターシートを持ち出して、最終月曜日で無事に復活です。

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船体と艦橋及びクレーン軸が無事だったのが幸いでした。気になってた箇所もついでに修正。

側面プラも貼って、こぼれた接着剤と記念写真。一気に半分になりやがった。

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ツマミも目立たないヤツに変えときました。

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あとは青シートを再びポチるだけですね。いや既にポチりました。

危うく有給願いを出すとこでしたが無事出勤しております。

でもホント…なんであの低重心が倒れるのだ?
やっぱ台座買っといた方が良いな。

コメント

こんにちは♪

予想通りのアクシデント発生!

(いや予定通りというべきかw)

まあ被害も最小限で収まったようですし、細かい箇所の修正もできたとの事なんで、良かった良かった♪

ところで、画像のこぼした接着剤って匂うタイプのやつですよね?
半分も溢せば作業部屋中にシンナーが充満したりして大丈夫でした?

また次の事を想定して、溢しても平気な匂いの優しいリモネンタイプは良いですよ♪

プラもしっかり溶けるし接着用途として問題はありません。

あ、なんか溢すの前提で色々書いてしまいましたw

では、盆休み明けの作業進捗報告を楽しみにしてます😎ゝ


No title
こんにちはキョマカイさん。コメントありがとうございます。
確かに予定通り…いや予想通りなんですが、まさか一発OUTの量とは思いませんでした。とても気に入ってたのに短い命だった青シート。ちなみに二代目は木曜日に届きます(笑)
匂いはかなりのものでしたね。私の部屋は屋根裏ですのでそこまで階下には降りませんでしたが、換気しようにも台風&大雨で窓が開けれなくて。でも不思議なもので私自身は普通に眠れました。日頃の鍛錬の賜物です(笑)
リモネンタイプですか。匂わないとかあるんですね。ちょっと調べてみます。情報どうもありがとうございます。もはや溢すつもりは毛頭ありませんが…果たして今後の模型人生であと何回溢すんだろ?(笑)
No title
こんばんは
クレーンを稼働可能する超絶技術は凄いですね
細かい艤装が終われば竣工だと、思っていたらまさかの展開に(笑)

それにしても盛大にやらかして作り直す事態になるとは・・・痛すぎますね
No title
おつかれさまです。

ブロネタにする根性
一晩で復旧する根性
ド根性エーギル

次は速乾に買い替えましょうw
No title
こんばんはけんけんさん。コメントありがとうございます。
ここまで巨大なクレーンですので可動自体はなんとかなりましたが、その巨大さ故に「ワイヤー無しの不自然さ」が際立ちまして。苦肉の策です(笑)
そしてまさかの落とし穴。しかもこれまでにない盛大さ。シートも廃棄で二重三重のダメージでしたが「凄すぎて逆に吹っ切れた」といった感じでしょうか(笑)
No title
こんばんはチュイッチィさん。コメントありがとうございます。
「惨事以前の状態に戻さなければ仕事どころではない」と思いまして(笑)
確かに乗り越えてみればなんとなくど根性なエーギル。愛着もひとしおとなりました。
速乾性って同じ緑のヤツでしょ?アレも気になるんですよねぇ。速乾なら倒した時どうなるのかな?やっぱり速乾?そんな訳ないか(笑)
こんばんは!
あらら、これは痛いですね。
でも船に大きな被害がなくて良かったですね。
私も低粘度の瞬着を垂らしてプラ材をシートにくっつけたことがあり、
それからテッシュを敷いて対策をしています。
それでも作りかけに垂れたりして難しい問題です。
「ひいぃぃッ!」「ウソ!?」
リアルに声が出ましたww

僕だったら「大ピンチで続く!」記事にしちゃうところですが、
ちゃんとしっかりリカバリするとこまで載ってたので、心底胸をなでおろしました。
このブログはオトナだなぁ。。

*とか言いつつ僕も先日ガイアカラーをひっくり返して、
「上澄みが無くなったので色味が変わっちゃった」体験をしたのですが、慌てすぎて写真とか撮ってないや… 
やっぱかないませんです(笑)😁
No title
こんばんはニョッチさん。コメントありがとうございます。
そもそもが汚れ&傷防止の為のシートなんで多少の被害は仕方ないですが、ほぼ全ての端材がくっ付いちゃいまして。まぁ被害甚大すぎて捨てる踏ん切りがついたので良いかなと(笑)
私もたまにティッシュ引いたりして作業するんですが、アレって「ティッシュごと摘まんでしまってゴミと一緒にドヒャ~!」とかなりません?(笑)

No title
こんばんはごんちゃっくさん。コメントありがとうございます。
私はむしろ一瞬固まって声も出ませんでした(笑)
画像が多くなったので被害報告は来週に持ち越そうかとも思ったんですけどね。せっかく頑張ってリカバーしましたのでむしろ喜び報告で(笑)
ガイアカラー倒されましたかぁ!それは不謹慎ながらもぜひ体験記事を拝見したかった!傷を舐め合うと同時に「ガイアの瓶の高さは不安定極まりないですよね」的なコメントで癒されまくったはずです(笑)
次回はぜひ落ち着いて撮影を…とか言いながら私も「これはもう拭いてもどうしようもないな」と万策尽きてからの撮影でしたので(笑)
なんと恐ろしい!アクシデントでしたね。(汗)これはモデラーにとって避けては通れないことです。私もいつやらかすか!恐怖の瞬間。それでも何事もなかったように復活するのが流石です。
No title
こんにちは田中と申しますさん。コメントありがとうございます。
ね。怖ろしいでしょ。まさに惨劇でした(笑)
塗料やうすめ液を含めるともう何回目でしょうか。あんまり慣れてはダメなんでしょうが、我ながら「またか…」って感じです(笑)
今週末にでも「転倒防止の土台」を作ろうかと思っております。
No title
こんばんは
形が見えてきてワクワク気分アップと思っているところへの大惨事><; 溶けてくっついている画像は想像するだけで ゾッとしました。
船体等が無事だっとはいえ復元お疲れ様です! 
こんばんは。
なんであんなに重心が低そうなのに倒れるんですかね?僕も先日倒したのですが、不思議でなりません。僕の場合は「深夜に響くおっさんの悲鳴」でした。ただ『エーギル』の船体は無事で何よりでした。
そういえば、クレーンを上げたときの糸の固定ってどうなっているのですか?
No title
おはようございますヤクモさん。コメントありがとうございます。
いやホント。ワクワクどころかウキウキで進捗してたんですよ(笑)
それがまさかの溶解の危機。こんなに恐ろしい事はありません。
手間ベスト3の「船首」「艦橋」「クレーン軸」がほぼ被害ナシだったのがせめてもの1/2000神の御慈悲かと。いや何も悪い事はしてませんが(笑)
No title
おはようございますこーいちさん。コメントありがとうございます。
マジで不思議ですよねぇ。私の場合ふつ~に手が当たるだけなんですが。タミヤさんの最新技術でぜひ「倒してもこぼれない接着剤」を発売して頂きたい。100円高くても買います(笑)
深夜のオッサン声量はもしかしたら溢した量に関係があるかもです。ある程度までは声の大きさと比例しますが、一定量を超えると衝撃値が許容範囲を超え一気に無音になるのではないかと(笑)
クレーンの固定は、糸の端のプラ材と筒の底にそれそれネオジムが付いてます。下までさがるとカチッとくっ付きます。三軒茶屋工房驚異のメカニズムです(笑)
No title
瓶そのものは安定性がありますが、蓋部分が細長い。
引っかかって転倒するのはそのせいかと思います。他の色々な容器と比べてもあれ以上の形は中々無い、と思うのでメーカー側にはこれ以上努力のしようが無いのでは?と思います。
中身が残り少なくなり、粘度が高くなってくると、瓶を横倒しにして使っていたりするので、私にとってはあの立方体に近い形は使いやすくもあります。
リモネンは数年前まで使っていましたが、中々接着出来ず、能率が悪くて大変な思いをしました。
今出ている製品は性能上がったんでしょうか。
No title
こんばんはゲストさん。コメントありがとうございます。
なるほど、やはりあの形は考えられた末のデザインなのですね。そうか蓋に当たるのか。確かに倒すのは蓋を閉めずに上にポンっと置いてる時ですもんね。謎は全て解けました(笑)
とりあえずは捨てずにいた以前の瓶に移して、常に半分ぐらいの状態で使うようにしております。
リモネンとやらもせっかくのオススメですので今度試してみようかと思います。そもそも「リモネンとはなんぞや?」ですのでまずは調べてみるトコから(笑)
情報ありがとうございました!
人災も忘れた頃にやって来る。
こんばんは
クレーンの素晴らしいギミックに見入っていたブログ前半
からの〜
カオスでミゼラブルなブログ後半の暗転にちょっと背中に汗をかいてしまいました。
幸いにして接着剤溢しは未経験ですが、こんな災厄に見舞われながら直ぐに立ち直ってリカバリーに進むバイタリティに脱帽です。私なら二度と見たくないので目に入らないようお蔵入りにする所です。
これは是非防災グッズを購入して下さいませ。
こんばんは。
もしやフラグじゃないだろうかと思ってたら、まさかの薄め液よりキツイ接着剤で現実化とは……まあ、私も接着剤引っくり返したことはありますが(笑)。
しかし直ぐに立ち直って再生するところはさすがです!
リモネンは柑橘類の果皮に入ってるのと同じ成分で刺激のない臭いなのですが乾燥は遅めで溶解力もやや劣るかなという感じなので、私は速乾強力なタイプと使い分けます。
No title
こんばんはナゴローさん。コメントありがとうございます。
大した出来ではないんですが、なんとなくイメージ通りに完成したので嬉しくて動かしまくってたんです。そしたらガツンと(笑)
幸いにも艦橋等が無事でしたので2回目はわりと楽でした。右舷の構造物とか結構なんちゃってでしたので、真面目に作り直す良い機会でしたし(笑)
なんらかの防災グッズは確かに必要ですね。自作も含めて色々と調べてみましょう。
No title
こんばんはまるねるどさん。コメントありがとうございます。
いつかは必ず何かを倒すはずなので絶対フラグにはなるんですが、まさかこんなに早く…しかも接着剤とは…ましてや製作物に向けて…(笑)
まるねるどさんほど長く、しかも公私共に物作りをされてると色々やらかしてそうですよね。ぜひ失敗談をTwitterにて(笑)
なるほどリモネンってそのような性質なのですね。遅いのもですが溶解力が劣るのはちょっと困るかなぁ。なんせ私のスクラッチはほとんどが「プラの融合頼み」ですし(笑)
情報ありがとうございました!

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