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2017年09月の記事 (1/1)

1/2000「練習巡洋艦香取」建造中

こんにちは。

絶賛建造中の1/2000香取。
今回は白と灰の地味な画像が続きます。

主砲の「14センチ連装砲」は当初真鍮パイプでと思いましたが…



コレだと防水カバーを付けるのが難しそうなので…

砲口開口は断念して、プラ片と伸ばしランナーで別々に接着しました。



あとで白いトコが塗り分けしやすくなりました。
カタパルトは、以前ドロドロに溶けたアシガラさんのジャンクより。

もろもろの資料を見てるとボートは「11メートル内火艇」と「9メートルカッター」が良さそうです。



がんばってくり抜いてみました。

くり抜いてみましたが…逆にスケール感が台無しになりました。



1/350泥船のようです。

仕方ないので幌をかぶせて「12メートルランチ」に変身!



3メートルの誤差は1/2000では0.15ミリ。問題なし。

調子にのって舷窓を開けてみたところ…ぎゃ~大失敗~!



ちゃんとマスキングに沿ってチョンチョンしていったのに…埋めましょう…まだ私には早すぎたようです…

せっかくのフルスクラッチなので、考え直してカタパルトもプラ棒を削って差し替え。ちょっと小さかったですしね。



ピンバイスの持つトコでゴリゴリやってトラス痕を付けてみました。まぁ見えませんわな。

魚雷発射管をのせて主要構造物は終了~



ここからチマチマ飾りつけしていきましょう。

…と思ったら「作業期間中に続々と届くまるねるどさんよりの香取型資料」により間違いが発覚。
詳細はお見せ出来ませんが大量の資料です。非常に助かります。助かるのですが「え!?もう接着したけど!?」みたいなタイミングで届くのが少し困りものです。ご本人のメッセージを拝見する限りどうやら確信犯のようです。今後は「来週から〇〇作ります!」と宣言するようにしましょう。でも本当にありがとうございます。また静岡でなんかオゴリますね。

とりあえず見過ごせないのはカッターボートの位置。



この右舷に密集した二隻ですね。

こんな感じが正解のようで。



見れば見るほど「鹿島と香椎も作れよ」「ついでに橿原も」的な資料でしたが、実際作りたくなるほど細かな内容でした。毎月何冊買ってるのでしょうか?

おかげさまで年代による装備の違いもいくつか理解できました。
1940年竣工で1942年に実戦配備艦として改修されているようですが、その主な違いとしては、

●艦橋前の「礼砲4門」が「2門は25ミリ連装機銃に換装・2門は1段上へ移動」されている。
●艦尾の「爆雷投下軌条」を新たに設置。
●艦周囲の「舷外消磁電路」を新たに設置。

と、より戦闘艦としての趣になっているようです。
そんな訳で今回は「練習巡洋艦の雰囲気をかもしだすため改装前の1940年竣工時の香取」に決定です。
決して「楽だから」ではありません。そこのところ誤解なく。

まるねるどさんどうもありがとうざいました。

なんか地味なので最後に原色画像を。



静岡お礼品の作製も順調に進んでおります。

「多脚戦車選手権」まとめ画像

こんにちは。

先日無事に終了した「多脚戦車選手権」。
私の手が遅いせいで5ヶ月にも渡った長き戦い。
皆さまどうもお疲れ様でした。

ただでさえ身内からは冷ややかな目で見られる「模型趣味」の世界。
「戦車にたくさんの脚を付けて喜ぶ姿」なんぞなおさら理解して貰える訳がありません。
せめて同好の士でその栄誉を讃えあいましょう。

皆さまの完成画像から私の独断と偏見で2枚ずつチョイスさせて頂きました。
完成順に並べていますが多少前後しておりましたらご容赦下さい。
「いや俺のはアッチの画像を使ってくれ!」みたいなご要望がありましたらおっしゃって下さいね。すぐに差し替えます。

まずは「技術も性癖も変態を極めたヤフブロ界の加藤鷹 りゅうさん」による作品。
「10式多脚戦車 鬼モード」です。1/72かな?



選手権開催して速攻で完成したのにこの仕上がり。

固定ではありますが変形箇所の説得力もさすがです。



「上手いのにエロい」のか「エロいのに上手い」のか。
いややはり「エロいから上手い」のでしょう。

お次は「多脚戦車界の神祖 ポルコさん」の作品。
「1/144多脚装甲車ガーシム」です。



細かなトコまで手を抜かない、まさに神祖ならではの作品。

抜群の臨場感です。



私の願いは死ぬまでに「師のすべての1/144兵器群が並んだ画像」を拝見する事。
お手元に残った作品は少ないかもしれませんが、いつか実現される事を心待ちにしております。

「今や師と多脚双璧を成すポルコ教の兄弟子 クキトさん」の作品。
「1/144日本海軍八九式自走型多脚高角砲」です。



いつもおちゃらけながら、いざ完成すると完璧な説得力。
やはり皆さんベースにあるのは「普通に模型を作っても上手」なのでしょう。

こちらの臨場感も格別です。



こんなの自分で作れたら一晩中ニヤニヤしてそうです。

師団級の多脚車輌を擁する「未完の職人 皇・白狐・約羅さん」の作品。
「1/144多脚戦闘車輌キマイラ」です。



常日頃から、もの凄い勢いで多脚戦車を量産されております。

私にとっては夢のようなコラボです。



改めて「1/144世界は羨ましい」と感じさせてくれる一枚でした。

続いては「近い将来その莫大な積みプラに押しつぶされるであろう CEONyotchiさん」の作品。
「1/144ソ連がナチスドイツで回収した謎のマシーン」です。



一見キワものですが、よく見るとこの作品もまた「確実な塗装技術」の上に成り立っている事が判ります。

個人的には「手書き感を演出した型式番号のようなもの」が大好きです。



ちなみにニョッチさんは元帥閣下と共に「ヤフブロを始めてまだ右も左も判らないドシロウトな私」に最初に声を掛けて下さいました。なにげない事なのかもしれませんが、現実世界でもブログ世界でもそのような喜びは忘れないものです。

まだ交流が少ないので、とりあえず「最近引っ越しをした家族思いな あとりえ池やんさん」の作品。
ボヤっとした紹介で申し訳ありません。
「敵地制圧用試作先行量産型多脚戦車BAX-5土蜘蛛」。1/35ですよね?



デカいです。選手権最大の車輌です。

ダグラム世代にはたまらないものがあります。



少なくとも元キットや工作スタイルを見る限り「彼もまたオヤジなのだな」と推察できます。

私とほぼ同時期に完成し皆さまに多大なご迷惑をお掛けした「ジャンクの魔術師 キョマカイちゃんさん」。
またの名を「謎の西日本担当武器商人 虚魔界さん」の作品。
「1/35陸上自衛隊74式多脚戦車」となります。



1/35と言いながらも隣にあるシュビムワーゲンは1/144。
本人いわく「どちらでもOK」だそうです。この辺のユルさも魅力の一つです。

しかしこの方もまたおちゃらけながら抜群の技術とデザインセンスで仕上げてくる強者。



このライン大好きです。

最後は僭越ながらワタクシの「1/400多脚陸戦艇」となります。



現在のところ「1/400ジオン残党軍最大の兵器」となっております。ちなみに非武装です。

【オマケ】
りゅうさんの「生脚戦車」未完成品。



お顔も何も存じ上げない趣味が共通するだけの方に大変失礼ですが「アホすぎます」。
以前から変態とはお聞きしておりましたが、これを見た瞬間「俺の人生もまだまだ修行が足りないな」と深く考えさせられました。

以上で「多脚戦車選手権」のまとめは終了です。
パソコンオンチの私なもので、画像のサイズ等そのままの切り貼りしか出来ず、若干小さめの方もいらっしゃいますがご勘弁下さいませ。

それでは次回「りゅうさん主催 ボカシなしエロフィギュア選手権~最初にブログ閉鎖されるのは誰だ!?~」にてお会いしましょう。

ホント皆さまおつかれさまでした。
とっても楽しかったです。
ありがとうございました。

1/2000「練習巡洋艦香取」着工

こんにちは。

カテゴリー的には「軽巡洋艦」に分類される事もあるみたいですが、個人的には「練習巡洋艦」の方が響きがステキな香取型巡洋艦です。

その名の通り「海軍士官候補生の訓練の為に作られた」艦船。

wikiによると
「速度を犠牲にし安定性を優先した太い船体形状」
「乗員の他に300名近くの候補生を乗船させるための巨大な艦橋や居住区」
「あらゆる訓練を行うための多種多様な兵器の搭載」←ここ大事
等々

「謎の力ではるか外洋に跳ばされ正規乗組員が全員死亡し残された訓練生だけで敵の包囲網を突破し祖国への帰還を目指す物語」の主人公艦としてはピッタリです。作品名「超時空漂流戦士かとりさん」。season2ではかとりさんを擬人化したキャラクターも登場です。あぁアイデアが止まらない。

その特異なシルエットだけでも「これは我が家の艦隊に並べなくてはなるまい」と1/2000での発売を首を長くしてお待ちしておりましたが…出る気配がないのでやむなくスクラッチです。

30年前に購入した1/700お兄さんがちょうど我が家にありました。



これを眺めながらネット画像と併用して作っていきましょう。

とりあえずは船体から。
いつもの1/2000縮尺図面を張ってのプラ板積層です。



たっぷりと接着剤を流し込んで、削った後で隙間が出来ないようにギュっと。

せっかく上手くいったのにどうも高さが足りないような気がして一枚追加。元も子もありません。



あんまり目検討すぎてもダメですね。

ゴシゴシ削ってサフ吹いて。



艦首艦底をもうちょい削らないとですね。

大事なのはこのライン。



ココさえ気を付ければ勝ったも同然です。

艦橋はこんな感じでのパーツ割りとしました。



各階層の厚みは目を皿のようにして側面画像を見ながら適当に。

とりあえず「香取型に見えれば」OKです。1/2000なので。



重ねてみると0.5ミリほど高すぎたようですがまぁ想定の範囲内という事で。

中央部は「空洞になっている」と後から気付いて修正しました。
魚雷発射管が回転した時にココが空いてないといけないのですね。



自分で作れば色々と判る事もあるもんです。

ここまで作って「やっぱり船体が高すぎたかな?」と感じる不甲斐なさ。
とりあえずこのまま進めてみましょう。

1/400「多脚陸戦艇」竣工

こんにちは。

いちおう「艇」だから「竣工」で良いのかな?
幹事のくせに最後になってしまった「多脚戦車選手権」ですが、無事完成しました。
とっくの昔に仕上がっていた参加者の皆さま方、大変申し訳ありませんでした。



結局最後は「いつもの旧ザク頼み」です。戦車でさえありません。それ以前に非武装です。

「昔の人の平均身長は低かったはずだからその頃の1/350スケールなら現代人の1/400相当だよな」と無理矢理なマイ設定での「1/400ジオン残党軍の人々」も今回はたくさん参加です。



皆さん身長180センチぐらいです。

最初はおっかなびっくりでのスタートでした。



何もかもみな懐かしい頃ですね。

いちおうそれぞれに物語を持たせてはいるのですが、その辺りはまた外伝(未定)にて。



オススメは「無人偵察機整備兵の最悪な一日~オデッサより脱出せよ!~」でしょうか。

隊長は勢いでレッドショルダー。



今回も「短い筆でエナメルをゴシゴシ」で頑張りました。

「しえん1号機」は車体下部にネオジムで格納。



ちゃんと緊急脱出用ハッチも付けてあげました。

「しえん2号機」発進!



やはりファットアンクルは素敵です。1/400での発売待ってます。

「たんさくん」と「そのまんまハンビー」は各機に搭載可能です。



早くに完成していた「しえん1号機」は最近ベタベタしてきました。プライマー吹き直さなきゃですね。

せっかくなので後部画像も。



後ろはサンドクローラーのままです。

せっかくなので右舷画像も。



ジャンクが少ない我が工房ですので脚はアシンメトリーです。

昇降ハッチを閉じると途端に行き場のなくなる隊長機。



「ヤ~!」みたいな感じです。せめて右腕も可動にしておけばよかったですね。

この角度から見ると「辛うじて多脚戦車選手権参加作品」と受け入れて頂けそうです。



未だ「どう歩くのか」は謎のままですが。

残党軍も巨大兵器が充実してきました。



「陸戦型ザクレロ」もちゃんと仕上げる予定なのですよ。ちゃんと。

一気に秘密基地が満杯になりましたので、100均ケースで上に増築です。



もうギャロップは入らなさそうですね。

結構な時間が掛かりましたが(途中で飽きつつも)思った以上に楽しかった多脚戦車選手権でした。
「まとめ記事」は皆さんの完成画像を使わせて頂き近々アップしますね。
また面白い企画がありましたらお誘い下さいませ。
今度こそ「小さいの」で参加します。

どうもお疲れ様でした。