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日記の記事 (1/2)

画像を縮小しなくてもそのままのサイズでブログを書けるようになったと聞いて

テスト中

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なるほど。良い感じ。書く時はデカすぎてちょっと邪魔だけど。
これでだいぶ楽になりますね。

田中さん情報どうもありがとうございました。

ララポートガンダム見てきました

こんにちは。
たまには珍しく日記ブログでも。

先週、東京より知人夫婦が帰省しましたので、平日有給で観光ドライバーを務めてまいりました。

福岡空港で拾ってまずは福岡県小郡市にある「如意輪寺」へ。地元では通称「かえる寺」又は「風鈴寺」として有名…でもないかな。知る人ぞ知るのかもしれませんが、リクエスト者の奥様いわく「インスタで見た」との事です。

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それなりに立派な本堂ではありますが、メインは敷地内に点在するかえるの石像。8,000体ほどあるそうです。

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でも撮影してたらキリがないのでメインの「かえる部屋」だけ撮っときました。

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かえるは「腰が低く、常に前に跳ぶ」ので目的達成の御利益があるとの事です。なるほど。しかし私は全く興味がありません。

このお寺のもう一つの顔が、大量の「風鈴」。

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ぶっちゃけ最初は「風鈴がたくさんあるだけじゃん」と小バカにしてましたが、単体では高音域の音色が、一斉に鳴ることによって重低音化しなんともいえない荘厳な雰囲気をかもし出しておりました。なかなかのもんです。

でもやっぱり最も至福はこの瞬間。甘味最強。

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昼食は「インスタで見た」と再び奥様のリクエストで中州にある「元祖博多めんたい重」というお店へ。文字通り「明太子のお重」と「明太子つけ麺」がウマイと評判だそうです。平日にも関わらず長蛇の列一時間なり。

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地元民からすれば「明太子=お漬物的な箸休め」なので「コレ並ぶの?」とは思いましたが、なぜかダンナまでがウキウキ。

どうせ並んだならMAXのメニューをとフルセットを注文しました。

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いや、確かにコレはウマい。明太子一切れ一切れに昆布が巻いてあり、上品な味付けながら濃厚な深み。つけ麺もまた絶妙な辛さで後を引く味わい。さすがの4,000円。

しかしすべての記憶は食後の絶品プリンで吹っ飛びました。甘味最強。

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確実に「どっか福岡で美味しいトコない?」と聞かれたら速攻で紹介できるお店です。但し4,000円。私は資さんうどんで良いかな。

そして最後は遂に念願のララポート福岡へ!
インドアな私が黙ってインスタ映え奥様リクエストに応えてきたのもすべてはこの時のため!

ララポートよ!私は帰ってきた!(初見)
見えたぁ~!

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うっひょ~!でっけ~!

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圧巻です。

「ガンダム=18メートル」のイメージでしたが、のちに調べたらこのRX-93ffは24.8メートルとの事でした。

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隣で知人(一般人)が「やっぱスゲぇなぁ!でも俺たちの知ってるガンダムとは違うよなぁ!オレはアムロのガンダムが良いなぁ!」とホザいておりましたが「いやコレはコレでアムロのガンダムなんだよ」とはあえて触れずに「そうだね」とだけ返しておきました。

商業ビルと立駐を前に佇む実物大ガンダム。まさに市街地戦です。旧ザクはどこだ?

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毎時ジャストに荘厳なBGMと共に顔が動き右腕が上がり天を指します。

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隣で知人(一般人)が「もうちょいパレードみたいな音楽にすりゃ良いのにな」とホザいておりましたが「いや逆シャアやん。ピッタリやん。」とはあえて触れずに「そうだね」とだけ返しておきました。

せっかく来たので屋内の「GUNDAM SIDE-F」にも。

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コロニー内のバルコニーを模したカフェスペースがステキです。

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転売問題の昨今ですが、普通にジオングやら売ってました。でも1/400な私は興味ナシ。なんとなく残念。

「1/144ガンダリウム合金モデル」22万円なり。

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帰り際にもう一枚。

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また来るねガンダム。

今度は独りでのんびりと。

第17回「下関模型クラブ巌流会」展示会

こんにちは。
今回は画像がいつもの3倍ぐらいです。

先週末の令和4年7月30・31日、山口県のシーモール下関で、第17回「下関模型クラブ巌流会」展示会が行われました。

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新参者の三軒茶屋もお恥ずかしながら参戦。

よくある「公民館」とかではなく「デパート内の一般客が往来する中央広場」的な場所での模型展示会。思った以上の人だかりでした。会のコンセプトが「展示会は人様の行き交う場所で」との事です。

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お子様たちが「わぁ~!」とか「きゃ~!」とか、中年男性が「おっ!」とか、付き合わされた女性が「ふ~ん…」とか、色んな反応を眺めているだけで面白い。ちなみに私は御年輩のご婦人(おばあちゃん)から「これはアレですか?みんな自分たちで作ったんですか?ほぉぉ~!」と話し掛けられました。ちなみに彼女は10秒ほどで帰られました。

やはりキャラものガンダムもの卓は大人気です。

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三軒茶屋展示のスケールもの卓が寂しいのは仕方ない。模型業界の通例です。

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でもたまに立ち止まって頂いて話し掛けられるともの凄く話が長い。これもまた艦船模型業界の通例です。

しかしながらブロともさん方は御存じの通り「1/2000艦船を作るのは好きだけど艦船知識は皆無」なワタクシ。「ロイヤル・カリビアンの船だとボイジャークラスの推進装置は…」と言われた日には「なるほどですねぇ」としか答えられませんでした。

ココは今回のテーマ展示「お気楽モデリング」の卓。

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さりげなく我が残党軍ジオラマを写り込ませます。

ここからは個別紹介。
あくまでも「個人的に刺さった製作物」だけですので全体のほんの一部です。

まずは巌流会員「Justice25(@Justice25181)」さんの1/600アオシマイデオンシリーズ。

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今回の展示会で私が最も拝見したかった作品。

詳細はググれば山ほど出てきますので割愛しますが、もうディテールアップといい塗装といい「異常」です。

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丸2日間、常に誰かに捕まってました。次は静岡でお会いしましょう。

お次は「木工平八(@MHeihati)」さんの廃材を使ったスケールモデル群。

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こちらもググれば山ほど出てきますが、想像以上のミニスケ感が衝撃でした。てっきり1/35とか1/350と思い込んでましたが、実際には1/144やら1/700やら。この方もまた終日捕まりっぱなしでした。

次は「6jiro(@6jiro1)」さんの「動いて光ってしゃべって操縦出来て」の1/24バルキリー。

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これはもうどなたかの動画で見てください。静止画では何も伝わりません。ある意味「展示会模型の完成形」だと思います。私もいつかはこんなの…絶対に作れません。

ここらで少し休憩。「静かで落ち着いて時の流れが止まった」スケールもの卓へ。
なにげに一番隅っこに我らが「馬関のとら(@NB6Cjolly)」会長の作品群。

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このような気遣いも大切なわけですね。

会長はなんでも作ります。そして会長だけあってどれも超絶です。
個人的にはこの「1/3000KGV」が刺さりました。静岡で船ハムカツさんより購入されたそうです。

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普通は「甲板色を塗ってから突起物を筆塗り」だと思いますが、会長はその逆で最後に甲板色を筆塗りとの事。
「材質を見た時コレはシタデルのコントラストがのるなと思ったんだよ。それを境界線に沿ってうんたらかんたら…コントラストはベースに比べてうんたらかんたら…スミ入れはペトロールで伸ばしてうんたらかんたら…」と途中でもう「いや俺には無理」と思いました。

僭越ながら隣にワタクシの1/2000ジオラマたち。

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ナポリ港は来年の静岡にも持って行きます。その時はメルクールの会にて展示。よろしくお願い致します。

ではキャラものに戻りましょう。
岡山からの応援組「亜仁丸レスリー(@reizosato)」さんの、もう有名すぎる1/32特撮車両群。

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バトルジープにはちゃんとクイーンバイクが格納されています。

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静岡ではゆっくり拝見できませんでしたが、今回は舐めまくるように鑑賞させて頂きました。

おなじく岡山からの応援組「たっけん(@takken1968)」さんの「昭和オヤジに刺さりまくる」ロボットたち。

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アオシマ製の1/240ザンボット3ですって。元キットの面影なんぞどこにも残っておりません。

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なお右端に写るカップル。「模型に興味アリアリな彼氏」と「もう帰りたくて仕方ない彼女」(想像)。きっと彼も数十年後には「子育てもひと段落して模型再開した出戻りモデラーです!」とか言ってSNSを始めることでしょう(想像)。

「藤本(@fujimoto_takasi)」さんのタコザクももはや説明不要ですね。

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残念ながらお話する機会はありませんでしたが同郷の方みたいです。いつかまたお会いした時には話し掛けてみようかなと思います。

こちらは製作者様不明ですが「そのうち手を出してみたい」ウォーハンマー。お手本のような塗り分け。

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でも「底なし沼」なのは判っていますのできっと手は出しません。

巌流会員のペーパークラフト作家ハルトさん。

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今回は艦船系がなく残念ではありましたが、ジェイ・シップスの付録等も作製されるプロモデラーです。

巌流会員の「ぢゅんいち(@m11honpo)」さんは主に「食玩等をリペイント」されています。

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未だ現役な北斗の拳。もうそれだけで刺さります。

巌流会員「green(@green_welcome)」さんのハセガワアーマードバルキリー(パージ)。

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裏側の造形に加えて「支柱の真鍮線を目立たないように」注意されたそうです。

巌流会員「山のフドウ(@Big_The_FDO)」さんのバズ・ライトイヤー顔複製。

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バズそのものよりも複製方法が気になってお話をお伺いしましたが、基本素材は普段私たちが使う100均グッズで同じ。違いは「固まったおゆまるへの切れ込み箇所」のようで、立体物を一発型取りしておりました。やり方をご伝授頂きましたので、我が家でも今週末試してみます。そして確実に玉砕します。

こちらは製作者様不明でしたが、一見なんの変哲もないガンダムジオラマ。むしろスケール違いで変な感じ。

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でも手前の筒を覗くと…

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ネットじゃ伝わりにくい展示会ならではの作品でした。

個人的に大好きなA-10を展示されていたのは、応援組「二重反転P(@k2_hiroshima)」さん。機首ガトリングマシマシ.Ver。

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でもここで着目すべきは背後の「二重反転しているヘリ」なんだと思います。尾翼のまで逆に回ってる。どうなってんだ??

2日目に危うく見逃しそうだった1/1200ジム&ボールを発見。

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最後はちゃんとポージング変更してくれてたJustice25さんのイデオンでフィニッシュです。

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私のイメージする「地方の展示会」とは違って異様な盛り上がりでしたが、よくよく聞けば西日本ではかなり有名な模型クラブ&展示会との事。入会しておきながらお恥ずかしい限りです。

なにはともあれ我が子たちも無事に帰宅。

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それぞれの停泊位置でひと安心です。

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また来年に向けてなにか作りましょう。考える時間もまた楽しい。
とりあえずは先に静岡ですね。

来年の静岡はメルクールの会を冷やかしに行きながらも、基本は「ちゃんと巌流会のブースに落ち着いて座っておく」が目標です。なので毎年ニアミスされるブロともさんとぜひお会いできますように。

あ、でもモデラーズフリマは開幕ダッシュかも。
あ、あと30分に1回ぐらいで喫煙場所かもです。

来年はちゃんと携帯番号置いておきますね。

1/2000「SF艦船だらけ」の週末

こんにちは。

なんの予定もなかったダラダラ三連休。
そんな時こそ「模型が進まない」というのが不思議なもんです。
マイクラやってたからかな?

なんとなく色々着手はしました。

アイアンロックスが完成したら妙に作りたくなった1/2000「マックス号」。

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設定全長は不明ですが、ネットでどなたかが「劇中のウルトラホークとの対比から250メートル前後」と分析していましたので、そちらを採用させて頂きました。ありがとうございます。

1/2000相当の「メカニカルコレクション完結編トリオ」を洋上化。

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各砲座はメカコレに換装。
ちゃんと「巡洋艦はドレッドノート級から」で「戦艦はアンドロメダ級から」と豪華無駄仕様。駆逐艦は真ん中で切って連装砲に。
洋上化のシルエットに合わせて艦橋まわりも低階層化しました。

1/2000「レッドホーク連合艦隊」にも着手。
まずは「ムサシ」から。

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大和船体がジャンク行きは悲しいのでこの機会に。

お手付きだらけになってしまいました。

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とりあえず今晩は…マックス号の船体を…いや選手権かな。

FC2ブログ有料プランにしてみました

こんにちは。

ヤフブロと比べてなにかと使いにくいFC2ブログですが、とりあえずはココで落ち着けそうです。なのでまた「ヤフブロ閉鎖ショック」と同じ憂き目にあわないように、ちょっと有料化で貢献しとこうかと思います。
「無料なのだから閉鎖しようがするまいが文句言わないでね」的な扱いはもう勘弁。
スマホからの「見にくい」「コメントしにくい」も改善されるようですしね。

とりあえず「1ヵ月のみ300円」でやってみましたので、よろしければブロともさん達がご覧になった感想をお聞かせ下さい。
(私まだガラケーなもんで)
「別に何も変わりませんねぇ」でもOKです。

よろしくお願い致します。

【追伸】
画像がないと寂しいので。

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いつか作りたい「内海造船㈱の本社瀬戸田工場」とやら。
ワクワクするステキな光景です。

1/2000「艦船模型」と1/400「ジオン残党軍」

こんにちは。
記事作成テストです。

こんな感じの1/2000艦船模型を作っております。

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こんな感じの1/400ジオン残党軍も作っております.

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どうぞよろしくお願い致します。

1/2000「3Dプリンタキット」の作り方

こんにちは。

年末年始にブロ友さん方から頂戴したものがいくつかありまして、まとめてではありますが御礼申し上げます。

まずはこーいちさんからの御返し品。



ペーパーナノ「エッフェル塔」は「ほぼほぼ1/2000」だそうです。土台の調整あたりでジャストにしてみせましょう。
ガチャは若干意味不明でしたが、間違いなくお送りしたモノ以上の御返し。
どうもありがとうございました。

鳥栖さんより頂戴したのは、記念すべき第一回プレゼント企画の「1/2000巡洋艦セット」。



巡洋艦好きな私としては何隻あっても足りません。
徐々に値上がりしつつある昨今としましては「大淀」入りの4隻増強は大変ありがたいです。
どうもありがとうございました。

くじら座元帥閣下より頂戴したのも新年早々の第四回プレゼント企画より。前回に続いての連チャン当選でした。



並み居る競合を押し退けてTOP当選したのは、幕之内さん製「1/2000しらね型」と「1/2000そうりゅう型」。
立て続けに運を使い果たした感はありますが構いません。至福です。
どうもありがとうございました。

昨年より何人かの方々から「3Dキットの作り方アップして下さい」とお申し入れがありまして、ちょうど良いタイミングで頂戴しましたので僭越ながら私なりの手法を「失敗談と共に」書かせて頂こうかと思います。

では

「三軒茶屋の3Dプリンタキットの作り方(極端にビビり編)」

実際にはもうちょいお気楽で良いかとは思いますので、そのつもりでご覧下さいませ。

まずは洗浄です。

3Dキットの表面には「ワックス状のサポート材」とやらが付着しているようです。
それが何の事やらサッパリ判りませんが、レジンキットや外国製キットも「まずは洗浄」となっておりますのでココはおとなしく従いましょう。

準備する物は以下の通り。

●お金持ちの方は「超音波洗浄機」
●そうでない方は「沸騰した熱湯」と「食器用洗剤」と「器」

我が家は「そうでない方」ですので毎回こんな感じになります。



頑張って働いてんですけどね。なんせ子沢山なもんで。

熱湯は「ガンガンに沸騰した100度」で問題ありません。曲がったりしませんので大丈夫です。
食器用洗剤は私はドボドボ入れます。基準としましては「モッタイなさすぎて妻が激怒するぐらい」ドボドボです。



それらを入れたカップ麺容器の中でユラユラと泳がせます。ユラユラと。雲のジュウザのようにキットをユラユラと受け流しつつ「お湯そのものをかき混ぜる」のがよろしいかと思います。

ちなみに私は初めて買った夕凪さんの3Dキット「千歳型水上機母艦」の時に「ラオウの如くガシャガシャ」と混ぜくったら「あらゆる突起物が折れました」ので、その後は慎重になりました。

ユラユラと泳がせて10分ほど放置しましたら網に水切りして、再度熱湯で洗剤を洗い流します。
でも一気にかけると湯圧で折れますので「藤岡弘がコーヒーに湯を注ぐ速さの10倍程度」でゆっくりと洗い流してあげましょう。



別に網で受けなくても良いのですが、3回目に買った夕凪さんの3Dキット「天龍型軽巡洋艦」の時に「単装砲2門を排水溝に流してしまいました」ので、その後は慎重になりました。

これだけ優しくやってもマストの頭頂部が折れました。(キッチンペーパーの右側)



すすぎが終わりましたら「自然乾燥」です。決して拭いてはいけません。極力「直接キットに手を触れる事は避ける」のが鉄則です。過去に何度が拭いている最中に「パキパキ」なりましたので、最近はいつも水分の自然蒸発を待つようにしております。

ちなみにランナーから切り離す際は「よく切れる匠ニッパー」をお使い下さい。
切れ味の悪いニッパーだと「切断時の力が本体に伝わりパキッ」となります。匠です。「サクッ」と切断できる高いヤツです。

また切り離し後のゲート処理はデザインナイフでも良いのですが、反作用の法則でナイフを入れる力と同じ力が持っている指に掛かりますので、指が当たっている箇所の細かい突起物が折れる可能性大です。
出来れば「本体を優しく摘まんで棒ヤスリでゆっくりと削る」がよろしいかと思います。3Dキットは折れ易いと同時にサクサク削れますので。

すべて終了しましたら最後の作業「本体への軸入れ」です。
コレを入れる目的は「カマボコ状に反った船体を真っ直ぐにするため」です。
図解で書くとこんな感じで。



これをやっとかないと陳列時に「真ん中が浮いた状態」でカッコ悪いです。
よく艦船キットコレで「船首や船尾が浮いてたり」しますがアレの逆ですね。
プラキットの場合は「指でグイッと」すれば戻りますが、3Dキットにそんなんしたら確実に折れます。

私は「なるべく太い真鍮棒」を瞬間接着剤でくっ付けておりますが、丸と面では接点が心許ないので「プラ板で軸カバー」を付けて補強しております。



駆逐艦等はもっと空間が狭いので、より細い真鍮線となりますね。
潜水艦は全く空間がありませんが、この薄さなら若干のヤスリ掛けで平らになりました。

これにて塗装前作業はすべて終了です。
「3D積層跡のヤスリ掛け」はお好みで。私は折れるのが怖いのであんまりやりません。

とりあえずいつものように黒立ち上げにて。



ちなみにマスキングもやりません。テープに細かいパーツを持って行かれますので。
木甲板等の塗り分けが必要な場合は筆塗りとなります。

私のはかなりビビりなパターンですので、製作者様や他の方々の作例記事と併用して頂ければと思います。
但し、改めて強調しておきたいのは、

想像以上に折れる

という事です。
今のトコ防御策は唯一つ。

如何に触らずに作るか

という禅問答のようなキットとなります。

でもそれをクリアした暁には「1/2000では考えられない細かさの艦船」があなたの艦隊に。
「作る楽しみは皆無」なのでガチャを弄る方が何倍も楽しいのですが、やはりこの精密さは魅力です。

こんな感じでよろしかったでしょうか?
それでは1/2000の皆様方、健闘を祈ります。

塗装はがし大作戦(経過報告その2)

こんにちは。

開始2週間ほどが経過した「塗装はがし大作戦」。
昨夜の段階では、1/2000エフトイズアルペジオ「ピンクのアシガラさんのみ」無事に剥げ終わりました。



奥まった箇所に多少剥がれ残りもありますが、2~3日前からあまり変化が見られなかったので引き上げました。
更に2週間ほど待てば全部綺麗になるのかもしれませんね。

しかしながら「グレーのマヤさん」と「ミドリのナチさん」はほぼほぼ変化ナシ。



なんでだろ??やっぱ色の違い??メーカーでの塗装時期の違い??ホント剥がれる気配さえありません。
むしろ当初は最も頑固と思われていた「1/400ガンコレGM」の方が剥げてきました。ただかなりゴシゴシしないといけませんが。

ゴシゴシに関しては秘密兵器を導入。
先日「ちょうど良い硬さのブラシないかなぁ~」とホームセンターに行きましたら運命の出会いがありました。聖子ちゃんバリにビビッときました。



私の中ではもう「黒い三連星専用 金柄塩ビブラシ」です。
周囲にある更に安いブラシや使い易そうなブラシは全く目に入りませんでした。お値段も250円ぐらいでお手頃価格なり。

ただ毛足が長すぎて実用的ではないのがタマにキズ…見た目だけで買っちまった…切ろうかなと考えたけどそれじゃ三連星っぽくなくなるし…結局細部は元からある歯ブラシでゴシゴシ…ヤバイ…無駄買いになる…やっぱ切って使おう…

サイズや存在感的には蓮樹さんより頂戴したゾンビにピッタリですね。



そういやこのゾンビもベタベタしてました。市販品にも起こる現象なのですね。
大事な頂き物ですので、例の「必殺ガイアマルチプライマー&つや消しトップコート」で保護しておきましょう。

1/2000アシガラさん改め「1/2000妙高型」を仮組みしてみました。



良いですね。果たして塗装剥離がどの程度効果的なのかは判りませんが、これで多少はシャープになると思います。なによりもこの「プラむき出しの状態」がステキです。いやむしろ私は「この状態を見たかっただけ」かもしれません。

ちなみに奥にあるのは「溶けたアシガラさん」ですが、途中で水洗いしてしまったため剥がれが弱いです。
シンナーで溶けた後部もこれ以上は色落ちしない雰囲気ですね。

予想はしてましたがなかなか奥が深そうな塗装はがしです。
今後も色々と浸けこんで身体で覚えてまいりましょう。

塗装はがし大作戦(経過報告)

こんにちは。

皆さまからの御助言により、いよいよ我が家でも本格的な「食玩&ガチャ塗装はがし大作戦」決行となりました。
アドバイスを下さいました方々、この場を借りて御礼申し上げます。

では早速、秘密兵器「ガソリンタンク水抜き剤」の入場です。
【ポイント1:ガソリン車用であること】



ホームセンターで1本150円。
事前に電話で確認しといたら、親切な定員さんが「棚に4本しかなかったので全部とっときましたよ~」と若干ありがた迷惑。まぁ人様の御好意は受けましょう。仕方ないので4本とも購入。1本200ミリリットルなり。
【ポイント2:繰り返し使えるようなので2本あれば充分】

皆さまから重ね重ね注意するように言われた「IPA(イソプロピルアルコール)入り」ですね。



OKです。ちゃんと99%をGETです。
【ポイント3:イソプロピルアルコール含有率が限りなく100%のもの】

浸ける容器はなんでも良いとの事でしたので、レンジや冷凍庫にも使えるスペシャルタッパー「フィットインパック600」をGET。2個入り200円なり。文字通り600ミリリットル容器です。



でもネットでは「間違ってもIPAをレンジで温めるようなバカな事はしちゃダメ」と書かれてました。そうですよね、アルコールですもんね。発火しちゃいますね。
【ポイント4:浸ける容器はなんでもよい】
【ポイント5:加熱は厳禁!】

では生贄の登場です。
初回であるがゆえハイリスクな今回。生贄に選ばれたのはこちらの2名。



我がジオン残党軍の好敵手「1/400ガンダムコレクションGM(量産型)」と、前回ガイアツールウォッシュで拭いて塗装どころか船体までボロボロになった「溶けたアシガラさん」です。

では厳かに投入。



丸々1本使用してタップリ浸かっております。

1時間後…変化なしですね…そりゃまだ早いわな…



1日後…やっぱり変化なしですね…焦っちゃダメなんですよね…時間かかるって言ってたもんな…



2日後…サッパリ変わんねぇなぁ…多少変化があっても良いのになぁ…



あまりにも変化がないので途中画像をとばして…
5日後…なんにも変わんねぞ??…なんか間違えたかな??



このあと更に2日間変化ナシ…不安に思い改めてネット検索…そして新たなる情報が…

「シンナーのように溶かす訳ではありませんので浸けておくだけではなんの変化もありません」

…あ、そうなんだ…なんか自然と剥がれて浮かんでくるのかと思ってた…歯ブラシとかでゴシゴシしないといけない訳ね…
【ポイント6:浸けておくだけではダメ。歯ブラシでゴシゴシと】

ではチョット爪楊枝で…お!取れる!取れるぞララァ!スゲぇ!
よし!秘密兵器「かための歯ブラシ」出陣!



塗膜一層だけではありますが無事に剥げ落ちました!イケそうです!

但しココで痛恨の一撃…いや痛恨のミス!
ネット情報によりますと「歯ブラシゴシゴシは液中にて行う事。水洗いしてしまうとその後いくら浸けても落ちなくなる事がある」だそうです。上記「溶けたアシガラさん」は水洗いしながらゴシゴシしたため中途半端で剥がしが止まってしまいました。希望を持ってもっかい浸けときましょう。
【ポイント7:歯ブラシでゴシゴシするのは液の中で。完全に剥がれるまでは水洗い厳禁!】

しかしイケると判ればもうガマン出来ません。1週間も待ちました。
少なくとも「エフトイズアルペジオは剥がれる」と判明しましたので全軍投入です。



つい先日オクGETしたばかりの「妙高型×2隻」と、前々からリペイント用に保管していた「摩耶×1隻」です。
溶けていない「新アシガラさん」再びですね。

そしてわずか1日後、ピンセットでカリカリしてみましたら…剥げる!剥げるぞララァ!
(注:GMの肩とピンクの主砲)



若干早いとは思いつつ、新規投入の3隻を歯ブラシゴシゴシしてみました。



どうやら左2隻(紺と緑)はまだダメでしたがピンクの「新アシガラさん」だけはほぼOK。液中でゴシゴシしたので一気に最下層の塗料まで剥げたようです。改めて「水洗い厳禁」ですね。



なるほど、塗料の色でも剥げる速度が違うのだな。
【ポイント8:急いで妙高型をリペイントしたい方は「ピンクのアシガラさん」がよい】

ところで肝心のガンコレGMは…



全く落ちない…なんだこの頑丈さは…敵ながらあっぱれ…
【ポイント9:ガンコレはガンコ】

ゴシゴシ後の溶液を見ても「いかにもピンクが落ちた」感じですね。



とりあえずまた今晩ゴシゴシしてみましょう。

話は変わって、以前「アクリル塗装でベタベタになったガンコレ」の上から「ガイアマルチプライマー&つや消しトップコート」を吹いた件ですが、いまだにOKです。全然ベタベタしません。



「大丈夫認定」してよろしいかと思います。やってみるもんだな。

以上、「食玩&ガチャ塗装はがし大作戦経過報告」及び「1/400ジオン残党軍崩壊の危機回避報告」、現場より三軒茶屋がお伝えしました。
続報はまた来週。

情景師アラーキーさんのジオラマ展

こんにちは。

連休のような連休じゃないようなGW。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「年頃の子達を抱える我が家」は遠出せず近場でのんびりしております。
旅行なんて計画しても昔みたいに喜んで付いて来やしませんしね。毎回ヤツらの第一声が「そこWiFi繋がっとんかねぇ~」ですし。ねぇよそんなもん。

わざわざ金かけて渋滞に突っ込む父親の身にもなって欲しいもんです。
まぁワンちゃん達がやってきて外泊の選択肢が減りましたのでそれはそれで助かっております。

そんな我が家の…いや「私の」GW前半のメインイベントがコチラ。



情景師アラーキーこと荒木智さんの「凄い!ジオラマ展!」です。皆さんの方がお詳しいですよね。

イオンのGW集客の一環なんでしょうが、広場にて数十点が無料展示となっておりました。もったいない。いや大変ありがたいんですが、もったいない。喜んでお金払いますよ。

事前広告を見た妻や子達も「なんかこれ見てみたいね~」と興味を持っていたようです。
「なんか」の部分に悪い予感を覚えつつも、せっかくですので家族総出で拝見してまいりました。

太っ腹で写真撮影もOK。もう至れり尽くせりです。ガラケーの私は当然デジカメ持参で。
(ブログにアップってこういう場合どうなんでしょう?ダメでしたら丸ごと削除しますね。)



ガラスが邪魔ですがなんとかかんとか写せました。



ミニマムな私は「悪役1号よりも豚さん達」「メリー号よりもルフィー達」に目が行ってしまいます。



こんなシロウト写真じゃなくても、ネット検索でたくさんの美しい画像がヒットしますのでお調べ下さい。

そしてまだこれら「3点のみしか堪能していない段階」で悪い予感は当たりました…

「もう見たよ~」「お父さんまだぁ~」「ゴハンはぁ~」「まだ帰らんの~」「春物みに行きた~い」「バッグも~」

あ~うるさい!

案の定流して見やがった…これだけの作品を生で見れるのがどれだけ幸せな事か…やっぱ趣味ものは独りで来るべきだな…ちゅうか普段どれだけ興味のない買い物に付き合ってやりよるか…もうオレをそっとしといてくれ…(以上「父そして夫、心の叫び」より)

そんな訳で第1部はこれにて終了…
メシ食って買い物してカードゲームして服見てバッグ見て一旦家に帰って全員降ろして…

今度こそ「お父さん独り」で第2部へ。



どっかにアムロが居るんですって。
「子供そっちのけで写真を撮りまくっていたお父さん」多数でした。

ちなみに第1部は15分程度。第2部は2時間程度となりました。えぇ、もうこの上なく幸せなひとときでした。

ゴッサムシティなんてホント実物。当然カメラじゃ伝わりませんがもう細かい細かい。



何を何の素材でどうやって作ってるのかサッパリ判りません。

そしていよいよ本命の登場!



アラーキーさんには大変申し訳なく思いながらも、私の一番見たかったのはフルスクラッチものではなくこの「1/2500ジオクレイパーを使用した情景」なのでした。

造形は細かいものの灰一色のジオクレイパービル群を、細かく細かくリペイントしておられます。



東京タワーのトラスもすべて削り込んで約半分ぐらいの細さにしているそうです。ブロ友さんであれば「もう変態ですね」と褒めちぎってるとこです。



自分が作らない1/35や1/144は「はぁ~スゲぇなぁ~」と見惚れるだけですが、興味のあるスケールは食い入るように見てしまいます。出来るか否かは別にして大いに参考になりました。間違いなくトラス削りはやりませんが。

実際の展示物だけでも結構な数でしたが、それ以外の作品もパネル展示されておりました。



なにげにATやWMを使われているトコが楽しいです。

パネルではこれが私のお気に入り。



ガルパン的でもありますね。こんなん大好物です。1/2000で再現してみようかと真面目に考えております。

完全に私の趣味思考に偏った写真ばかりになりましたが、本来アラーキーさんはこのような情景が真骨頂のようです。



せっかくなんで1枚だけ撮影しときましたが、他にも「昭和な車」をメインにした通常の情景模型がたくさん展示されておりました。カーモデラーじゃない三軒茶屋ですので申し訳ありません。

このような展示物には滅多にお目にかかれない九州ですので、GW中にもう一回行っときましょう…独りで…もうヤツらは連れて行きません…

その代わり明日は草むしりガンバリマス。連休後半はバーベキューしましょうね。
そして父にも半日お休みをください。よろしくお願い致します。