FC2ブログ

1/2000 スノーマンモデルの記事 (1/1)

1/2000「戦艦モンタナ」「空母ミッドウェイ」竣工

こんにちは。

1/2000スノーマンモデル製レジンキット「戦艦モンタナ」と「空母ミッドウェイ」が無事竣工しました。もう今にも折れそうでドキドキです。



塗装はマイ調合の「アメリカ明るい青」「アメリカ中くらいの青」「アメリカ暗い青」にて。減って継ぎ足す度に色調が変化する「メジャー三軒茶屋」と名付けております。

とはいえ縦吹き&横吹き以外は触れません。
突起物の筆塗りさえ折れそうです。



艦橋前後の「2本ペアの垂直な棒」なんてこれで三代目です。
初代エッチングはとっくの昔にどこかへ飛んで行き、現在は伸ばしランナーとなっております。

最後の最後で「国内製の品の良いデカールしか使った事のない私」故のアクシデント。



一発では無理そうでしたのでちゃんと小分けにして貼ろうとしたんですけどね。
最も大事な部分がこの有様。後ろの方で試せば良かった。

普段マークセッターで馴染ませてるのですが、いつもの調整でチョンチョン動かしてたらグズグズになっちゃいました。水に浸けて2秒で外れますし、海外のデカールってこんな感じなのかな?

残った分でなんとかリカバーして、足りないのは3ミリラインデカールで。艦番も「直線のみの41」で助かりました。



失敗後は「更に小分けしてなるべく急いで貼る」で大丈夫でした。

戻すビンを間違えたりしながら。



慌てるとこんな事になります。

デカールの邪魔になるワイヤーも一旦外して、最後に伸ばしランナーに差し替えました。



1/2000にワイヤーは要らないと思います。

「ミッドウェイの艦橋を見たい」とのご要望がありましたので裏側も。



こんな感じで細かいですよ。

サイズ比較に急遽アオシマエセックスを作ってみました。



パテ埋めとマスト関係を削っただけの素組みです。

我が家の1/2000米大戦艦隊。



ミッドウェイ級って「アメリカ最後の四角い空母」と思い込んでました。違いましたね。

コメントでも頂戴したようにむしろ信濃型です。



デカいですね。既にスーパーキャリアーな感じです。

無事我が家の軍港に停泊。



これでやっと机の上がひと安心。

でもまた春頃にコイツらがやってきます。






ウキウキワクワクです。

それまでに清水港を進めておきましょう。

1/2000「空母ミッドウェイ」も遂に来る!

こんにちは。

モンタナと一緒に届いた、スノーマンモデル1/2000「空母ミッドウェイ」。
こちらもレビューしときますね。



パーツ構成は「ほぼ艦載機」です。

戦艦と比べると入り組んだ箇所は少ないですが、当然のように同レベルで造型されております。



舷側は「単装砲18基」の設置がメインとなります。

艦載機の出来は、これまで発売された1/2000商品で一番ではないでしょうか。
3Dプリンタキット以上です。



翼を畳んだり魚雷を抱えたり。
非常に細かい艦載機が「6種92機」も付属しております。

ここで計算。

●連コレガチャが36機で300円。1機あたり約8円。
●夕凪さん3Dが32機で1,100円。1機あたり約34円。

このスノーマンモデルの精度なら1機あたり50円換算で通用すると思います。
ですので「50円×92機=4,600円」。
販売価格4,260円ですので既に得しているばかりかミッドウェイ本体はタダ。
買えば買うほど儲かるという計算になります。まさにスノーマンマジック。
あまりの衝撃結果でしたので妻に話したら「こんな豆粒が50円?そこからおかしいやん」と言われました。価値が判らないというのは恐ろしい事です。

航空甲板はエッチング。これはまぁ嬉しい。



但し着艦ワイヤーまでエッチング。これはもう迷惑でしかない。

とりあえず組み立ててみましょう。



ここまではすんなりです。

ワイヤーは予想通りの難関作業。



でもエッチングってハミ出た瞬着を削り取れるんですね。
多少ヨレながらもなんとかなりました。

しかしながら慣れない作業をすると全体がおろそかになるもの。
すべて終わったはずなのになぜかデカいのが残りました。



シャッターか?

シャッターでした。
付けるのならモールドしないで頂きたい。



でもまぁこのままでも細かいので良し。

こんな感じになりました。



なにげに一番大変なのが「艦載機のゲート処理」でした。
92機×2箇所=184箇所となります。

これぞ写真で見るアメリカ空母ですね。



多分見る人が見れば、どれがコルセアでどれがベアキャットか判るぐらい細かいです。残念ながら米飛行機の知識がない私に判別出来るのは「フライングパンケーキ」ぐらいでした。

なので保管用に100均ケースを買ってまいりました。



大事に大事に使っていきましょう。

何機か尾翼等の欠損がありましたが、どうやら海外レジンではよくある事みたいですね。オマケの神風もらったしまぁ仕方ないかなとは思ってましたが…



まさかの箱のスミに引っかかっていたものが最後にポロリ。

皆さま箱の開封は机上で慎重に。
包装ビニール内もチェックしといたが良いかもですよ。

1/2000「戦艦モンタナ」遂に来る!

こんにちは。

タオバオでその存在は知りつつも、どこを探しても3D画像のみで「ホントに商品化されてんのか?」と半ば幻状態だった「レジン製スノーマンモデル1/2000艦船群」。中国製。
それが遂に昨年秋、Amazon内の某ショップにて発売開始。それなりのお値段に悩みつつも、喜び勇んで「戦艦モンタナ」と「空母ミッドウェイ」を予約購入。

そして発売日直前に送られてきた「郵送物行方不明」メール。微妙な日本語。
続いての「製造元でのパーツ不足」メール。微妙な日本語。
続いての「ご迷惑お掛けしたので送料戻します」メール。微妙な日本語。
続いての「キャンセルなら料金お返しします」メール。微妙な日本語。

でも他に買えるあてもないので一縷の望みを抱きつつ入荷待ちを希望。
感謝の言葉と共に2ヶ月ほど途絶えるメール。
心の中では「やられたかなぁ」と半ば勉強料の覚悟。

しかし忘れた頃にまさかの「お待たせしました!」メール。微妙な日本語。
そればかりか遅れたお詫びにと「1/2000駆逐艦神風」のオマケ付き。



結局は「中国出身の方が現地の物流や製品管理に苦労しながらもちゃんと商売をしようと頑張っているだけ」という結論。そりゃ微妙な日本語も当たり前っちゃ当たり前。むしろ今思うと文章の内容やメールの頻度は丁寧すぎるぐらい。
いや疑って申し訳なかったです。なんだかんだで私も変な先入観持ってるんだなぁと反省しました。

それでも実物を見るのは初めてでしたので、本当に3D画像通りの出来なのかドキドキしながら開封しました。



3D画像通りの出来でした。

いや凄すぎ。どうやって量産してんだ?



1/2000単装機銃が浮いてるんですよ。

あまりの衝撃に2晩かけて一気に組み上げました。



もう清水港もブルーノアもほったらかしです。

ね?凄いでしょ?素組みですよ?



自分で何もしてないのに自慢したくなるくらい凄いです。

艦載機まわりも凄いです。



甲板にもすべてモールドが入ってます。

計画のみでしたので一応は「架空艦」になるんですよねモンタナ級戦艦。



レジン製なので見た目以上に頑丈です。色々触りながらの作業でしたが一切パキッとはなりませんでした。むしろなんで折れないのか不思議なくらいで。
パーツもキッチリハマりますしバリもほぼゼロです。
エッチングの処理中にピンピン飛んでいきましたが、それは私の経験不足によるもの。副砲側面のパーツが一個だけ異次元に消えましたのでプラペーパーで作り治しました。

フライホーク製ビスマルクと一緒に未完成ペアで。



この時もあまりの細かさに「もうこれ以上のものは出来ないんだろうなぁ」と思っておりましたが気のせいでした。まだまだ1/2000艦船世界にも夢と希望はあるみたいです。お金はかかりそうですが。

そういえば洋上模型ファンには吉報の分割モデルでした。



若干ソリがありましたが「手でギュ~」とやれば戻ります。
でも念のため真鍮棒入れてます。
ちなみに当たり前ですが、上記「いつもの接着剤ペア」は効きませんでした。瞬着での組み立てとなります。

エッチング貧乏性な私はこの「使用後のエッチング土台」でさえ捨てれません。



でもこんなもん一生使いませんよね。

オマケの水月模型製「1/2000駆逐艦神風」はこんな感じで。



船体以外はオールエッチングパーツ。
いや嬉しいんだけど辛い。

サッサと完成させて棚に入れないと大変な事になりそうですので、早速今晩から塗装に取り掛かりましょう。でも「作りたくてたまらないミッドウェイ」ですので、そっちもちょっとだけ。

清水港&ブルーノア。しばし休憩です。